『ウォーハンマー40,000:コンバットハトロール』創刊!
『週刊ウォーハンマー』ふたたび創刊!
イギリスで長い歴史を持ち、今なお大人気のミニチュア・ボードゲーム『ウォーハンマー40,000』が、週刊で手に入れられるワンテーマ・マガジンとして、ふたたび再上陸!!
各号に精巧なミニチュア、手軽に塗れる塗料「シタデルカラー」、ブラシやゲームツール、設定資料集などがセットになっている。
全90号をコンプリートすれば、9陣営の『コンバットパトロール』に必要なものが揃うぞ!

『ウォーハンマー40,000(以降『WH40K』)』は、単なるゲームやホビーではない。
『ウォーハンマー40,000:コンバットパトロール』を通してこの世界に飛び込もう!
全90号に及ぶアクション満載の本誌を通してゲームをプレイし、『WH40K』の物語に触れ、9つの陣営を集めよう。
『コンバットパトロール』とは?
『コンバットパトロール』とは、小さくても中身の濃い40K体験を提供するスターターセット。
構成が決まっていて調整済みのため、初心者にも入りやすく、短時間でプレイ可能。
さらに、プレイヤー独自の戦術を楽しむ場としても魅力がある。
ルールも、ゲームズワークショップの公式サイトで無料提供されているPDFがあるので、利用してみよう。
ミッションは約1時間以内で終了するよう設計されており、昼食休みにちょっとプレイ…なんてのも可能。
従来のWarhammerに比べて格段にライトに始められる。
ルールのハードルが低いため、新規プレイヤーには特に親切。
一方で、セットごとの戦略や独自の戦い方が求められるため、長年プレイしているベテランも新たな楽しみを見つけられるぞ。

『週刊コンバットパトロール』に入っているものは?
この「週刊コンバットパトロール」には、ゲームズワークショップが販売する9陣営のアーミーセット『コンバットパトロール』と、さらに追加のミニチュアもついてくる。
異種族の怪物の大群から暗黒妖術によって強化を受けた超人戦士まで二つと同じ軍勢は存在しない。

創刊号には2体のミニチュアが付属!
創刊号には「スペースマリーン・キャプテン」と「ティラニッド・プライム(有翼種)」が収録されているうえ、紙製のバトルマットと6面ダイスが付いて、なんと499円(税込)!
この2体が向き合っているだけで、緊張感漂う戦場が感じられる。
収録されている9陣営とは
Space Marinesスペースマリーン

40Kにおける代表的な陣営。
偉大なる〈皇帝陛下〉により開発された科学技術により、遺伝子強化された人類最強の守護者たちがスペースマリーンだ。
〈 戦闘者 〉と呼ばれる彼らは、強靭な肉体と不屈の精神を持つ超人類の戦士だが、幾度にもわたる移植手術と容赦ない戦闘訓練などを乗り越えなければスペースマリーンへと至れない。
彼ら一人ひとりが常人の戦士十人に匹敵する武勇を備えており、悪魔や怪物、異種族といったあらゆる外敵たちとの死闘に身を投じる。
一番有名なスペースマリーンは、青い装甲を纏うウルトラマリーンだ。
この他に、ダークエンジェル、ブラッドエンジェル、スペースウルフ、ブラックテンプラー、サラマンダー、ホワイトスカー、インペリアル・フィスト、レイヴンガードなどなど、その戦団数は千を超えるとされる。
ゲームでは?
柔軟で扱いやすく、初心者にも優しい汎用性の高い陣営だ。
射撃・近接の両方に対応できるユニットが揃っており、どんな相手でも戦いやすいバランス型の万能軍。
軽い攻撃なら簡単に弾くほど耐久力も高い。
難解な特殊ルールが少なく、初心者でもルールに振り回されず、ゲームの流れに集中できる。
使いやすいユニットが多く、少しくらい戦術ミスをしても粘ることが出来る。
初心者に最もオススメの陣営のひとつだ。
Tyranidsティラニッド

未知の宇宙から来る不可避の捕食者。
ティラニッドは〈帝国〉や他の種族の住む銀河の外からやって来た生命体だ。
外銀河からの侵略者であるこの生命体の目的はただひとつ――あらゆる生物や資源と同化し、自らの群体を進化させて拡大すること。
個々のティラニッドは自我を持たず、怪物も巨大生体艦も集合意識によって完全に制御されているため、他種族との意思疎通など皆無だ。
そのため、彼らが進み、捕食した後に残るものは無機物だけである。
ティラニッドには金属製の戦車や銃は存在せず、すべてが生きた武器である。
銃のように見える器官は生物であり、弾丸は寄生生物や酸胞子、艦船ですら巨大な生体生物なのだ。
しかも、敵の武器や戦術に合わせ、次々と新しい生物兵器を生み出し、戦場に応じて進化・変異を繰り返す。
ゲームでは?
ティラニッドは「数で押す」「群れで押しつぶす」タイプの陣営だ。
近接や射撃といった攻撃の両方を体験でき、いろいろな動きを一度に体験できる。
直感的でシンプルなルールは、スペースマリーンより動かしやすいかもしれない。
ユニットのポイントコストが低く、数を多く編成できるので、大軍を指揮している感覚が味わえる。
Leagues of Votannリーグ・オヴ・ヴォータン

古代AIを信仰しているリーグ・オヴ・ヴォータンは、古代から銀河の中で生き延びてきた頑健で技術力に優れた種族であり、独自の文化と価値観を持っている。
氏族(Kin)同士が集まり、いくつもの「リーグ」と呼ばれる共同体を形成して銀河各地に拡散している。
クローン技術によって数を増やす彼らの結束力は強く、自らの利益や仲間を害する存在には容赦なく牙を剥く。
交易や鉱業に長けるが、〈帝国〉に属さず、独自の道を歩んでいる。
しばしば「宇宙ドワーフ(スペース・ドワーフ)」とも呼ばれる存在だ。
ゲームでは?
リーグ・オヴ・ヴォータンは、高い防御力を誇り、数が少なくても倒れにくく、火力も高く「撃てば当たる」という安心感がある。
その一方、歩兵中心となるため移動が遅く、少数精鋭なため「面で押す」戦いは苦手。
数で押す軍勢と戦うと「取りこぼしやすい」と感じるかも。
しかし、安定した防御力と火力を持つため、初心者でも扱いやすく、上級者は戦術の幅を出せる。
Aeldariアエルダリ

かつて銀河最強の文明を築いた古代種族の末裔であるアエルダリは、驕りと退廃の果てに暗黒神〈スラーネッシュ〉の誕生を引き起こし、多くの仲間を失った。
〈方舟〉と呼ばれる巨大な宇宙船を居住区とし、分裂した複数の派閥が独自に活動をしているが、今もなお高度な技術と強力なサイキック能力を駆使し、滅びゆく運命に抗おうとしている。
彼らは一人一人は、必ず〈 魂石 〉を身に着けており、スラーネッシュに魂を奪われることが無いよう、この石に留まらせている。
〈帝国〉と敵対することも多いが、状況によっては手を組むこともある。
ゲームでは?
早い移動、自在な位置取りで戦場を支配することができるほど機動力が高く、強力な武器を駆使するため火力も高いアエルダリだが、耐久力が低く、被弾するとあっけなく崩れる。
いわゆる「ハイリスク・ハイリターン」な陣営であり、初心者には難しい戦闘スタイルではあるが、決まるととても強い。
射撃・近接・サイキックと幅広い戦術オプションがあり、それに加え、役割特化型なユニットが多く、適切な運用を知らないと力を発揮しにくいので、ルールを読み込んでおこう。
Astra Militarumアストラ・ミリタルム

〈帝国〉の主戦力であるアストラ・ミリタルムは、数え切れないほどの惑星から徴兵された兵士たちで構成されている。
スペースマリーンのような超人部隊ではなく、あくまで普通の人間で構成された大軍勢であり、化け物やエイリアンを相手に命を懸けて戦う名もなき戦士たちだ。
優れた戦闘技術も持たず、超人からの支援も無い、普通の一般人が絶望的な戦場で勇敢に立ち向かう。
それが「アストラ・ミリタルム」または「インペリアルガード」だ。
しかし彼らは、尊い犠牲を出しながらも、その圧倒的な大軍勢で敵を囲み、戦車や大砲など多彩な重火力車両を使い、集中砲火で敵を粉砕するのだ。
カタチャンやケイディアなど、各惑星ごとに特色のある部隊があり、その部隊の中には、地獄のような戦線を潜り抜けてきた英雄たちが存在し、伝説となった人物もいる。
ゲームでは?
戦場に軍隊らしい大軍を展開でき、戦車や砲撃兵器なども豊富、射撃を中心とした攻撃スタイルなので、シンプルに遊びやすい。
半面、兵士が脆く数が多いので管理が大変だが、リアル軍隊がお好きな人にはおすすめ。
個々の兵士は弱いが、数で押すことができ、大量の歩兵を展開し、敵を消耗させる戦術が得意。
指揮官が部隊に命令を出すルールがあり、兵士の士気を保ちつつ連携で戦うという指揮システムがある。
Genestealer Cultsジーンスティーラー・カルト

ティラニッドに汚染された人間や他の種族が密かに共同体(カルト)を作り、帝国の都市や惑星の中で潜伏・破壊工作を行うのがジーンスティーラー・カルトだ。
半分人間・半分異形といった姿をしており、潜伏して帝国の市民を装いつつ、いざ蜂起するときはゲリラ戦術で帝国軍を内部から崩壊させ、最終的にはティラニッドの侵攻を招く。
ティラニッドの先遣部隊のような存在である彼らは、その悍ましい異形の異種族を救世主だと信じさせられている。
〈帝国〉の厳しい監視網を潜り抜け、彼らは確実に数を増やし、力を集めている。
目に見えないこの災禍は、放棄された工場のダクトや遺棄された貨物輸送船、汚染されたトンネルや地下の汚水溜りといった、人類が寄り付かない場所に潜伏している。
ゲームでは?
正面から戦うよりも、ゲリラ戦のように伏兵を置き、敵の隙を突くスタイル。
奇襲と打撃力に優れ、敵の背後に出現する戦術が豊富だが、個々はかなり脆く、正面からの殴り合いは不得意で、指揮や奇襲を駆使しないと全滅しやすいので注意が必要。
奇襲配置やタイミング管理が肝なので、操作や戦術の工夫が求められ、初心者にはちょっと難しいかも…。
扱いは難しいけどクセになる魅力を持っている陣営だ。
Orksオルク

タフで粗暴、残忍で途方もない個体数を有するオルクは、銀河系で最も危険な種族である。
彼らの行動理念は戦いだ。
このグリーンスキンは、単純明快に敵をブチのめす事を好み、たとえその身がどうなろうとも〈 Waaagh! 〉の雄たけびを上げ、敵陣に突っ込むのだ。
「強い奴が正しく、デカい奴が偉い」と考える単純思考のこの陣営は、シンプルに強いものが上に立つ。
どうやって動いてるのかわからないメカや乗り物に乗っている。
ゲームでは?
「細かいことはいいんだよ!」と、近接ゴリ押しができるシンプルな殴り合いの戦闘スタイル。
「突撃して殴る!」が基本で、複雑なルールや細かい位置取りをあまり気にせず楽しめ、とっつきやすくて楽しい陣営だ。
ユーモア満載のユニットが数多くあり、笑って楽しくゲームができ、戦場もにぎやかだ。
射撃が苦手だが、耐久力もそこそこあるので場に残りやすく、初心者でもすぐに全滅とはなりにくい。
「複雑なルールよりもまず楽しく遊びたい!」人に最適。
Chaos Space Marinesケイオス・スペースマリーン

裏切った元スペースマリーン。
〈 大逆者 〉とも呼ばれる彼らは、堕落した人類の英雄たちだ。
いわゆる「闇落ちしたヒーロー」である。
かつて人々から畏敬の念を抱かれていたスペースマリーンだった者たちは、〈帝国〉に反旗を翻し、憎しみ、恨み、流血への欲望に駆られ、ともに戦った同胞に牙を剥く。
黒と金の装甲を纏うのは、ブラックレギオンという兵団であり、かつてサン・オヴ・ホルスと呼ばれていたが、強奪者アバドンによってその名を変えられた。
その他の代表的な兵団は、〈腐敗と疫病の神:ナーグル〉を崇拝する「デスガード」、〈変異と運命の神:ティーンチ〉に支配される「サウザンド・サン」、〈快楽と欲望の神:スラーネッシュ〉の僕である「エンペラーズ・チルドレン」、〈血の神:コーン〉に血を捧げる「ワールドイーター」などがある。
ゲームでは?
スペースマリーンと同じく、射撃・近接・耐久力のバランスが良い柔軟な陣営。
強力なユニットも多く、スペースマリーンと違い、ディーモンという悪魔のような見た目のユニットと混成できる。
サポート力や指揮能力を持つキャラクターが豊富で、戦術が幅広く、色々試せるので飽きにくい。
スペースマリーンほどの安定感はないが、ダークでトリッキーな動きをするバランス型の陣営だ。
お好みの暗黒神を信仰させよう!
World Eatersワールドイーター

〈血の神:コーン〉を崇拝するワールドイーターは、血と殺戮を何よりも喜びとし、近接戦闘に全振りしたバーサーカー集団である。
彼らにとって「戦争=信仰」であり、敵の血と頭蓋骨をコーン神に捧げることを最大の供物とする。
ただただ殺し合いに身を捧げ、射撃よりも肉弾戦を好み、「Blood for the Blood God! Skulls for the Skull Throne! (血を! 頭蓋を!)」と絶叫しながら戦う狂戦士たちだ。
そのため、同じケイオス・スペースマリーンからすら恐れられ、時には敬遠されている。
血と殺戮を求める狂戦士の軍団であり、40K世界において最も暴力的で原始的な勢力である。
ゲームでは?
圧倒的な近接火力を持ち、攻撃回数が多く、殴り合いでは最強クラス。
「前進して突撃、敵を殴る」というシンプルで分かりやすい戦術は、射撃戦や小細工はほぼ無く、とにかく接近して殲滅を目指す。
防御力はそこそこあるが、射撃に弱く、突撃前に削られると苦しい一面も。
射撃がほぼないので、射撃主体の相手には接近するまでが大変だが、近接で敵をなぎ倒す爽快感がある。
とにかく前進し、肉弾戦で敵を切り刻め!